そーせい社の有報を読んでみて(2016年3月度) その3

先日出ましたそーせい社の有価証券報告書の感想をメモ。
前回のメモはこちら。
そーせい社の有報を読んでみて(2016年3月度) その1
そーせい社の有報を読んでみて(2016年3月度) その2

有報はこちら。
2016年3月期 有価証券報告書(そーせい社)

比較のために去年の分もリンクしときます。
2015年3月期 有価証券報告書(そーせい社)

内容はあまり濃くないと思いますが、ご容赦を。

<注意>

もしもおかしな点があれば、ご連絡をお願いします。
(たぶん空回りしない投資へ(PC用?)のどこかの記事に
コメントを頂ける方が確実に反応できます。)

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4.研究開発活動

p.19に研究開発費が載っています。

国内が453百万円、
海外が3,463百万円、
合計で3,916百万円。

決算でも出ていましたから今更ですが、
かなり費用が増えていますね。

2015年3月度の有報を掘り出すと、

国内が325百万円、
海外が232百万円、
合計では557百万円。

海外の分は期末に買収したので
一部を計上している点を注意しなければいけません。

2月後半に買収しましたので、
逆算すると約1割程度しか計上されていないためです。

そう考えると、ザックリ年間20億円程度になるわけですが、
それを考えても確実に増えていますね。

国内の費用が増えているのは、特にJITSUBO社が要因のようです。

総会資料(第26回定時株主総会 資料)を参照しますと、
p.10の掲載内容から12百万円(2015年)⇒183百万円(2016年)となっています。

12月中旬に買収しましたので、
2015年分を年間計算でおよそ4倍にしたとしても
183百万円には全然及びません。

現在やっているジェネリック医薬品の開発がドンドン進んでいるためでしょう。
雑誌にも意欲的なことが掲載されていましたし、
今年度に嬉しい話が聞けそうですね。

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5.財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

p.20から財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析について書いてあります。
その中の一部をピックアップ。

<当期利益>

条件付き対価について記載されてありますね。

当連結会計年度の当期利益は、前連結会計年度と比べ2,057百万円減少し、1,547百万円の損失となりました。これは主に営業損益の増加と、マイナスの法人所得税費用が発生した一方で、企業結合による条件付対価の公正価値変動による評価損と、借入金に関する利息費用が発生したことによるものです。

<研究開発費、販売費及び一般管理費の内訳>

当然膨らんでいますね。
ただ、これらの数字は元々予定されていた範囲内なので
全く問題ないと考えています。

2017年3月度にはもっと膨らんでいく予定ですので、
開発する案件がたくさんあることは良いことです。
それを支える収益があってやっているので。

<財政状態に関する分析>

キャッシュフローが書いてありますね。

当期のフリーCFが相当大きなものになってます。

4,471百万円(営業CF) – 337百万円(投資CF) + 863百万円(財務CF) = 4997百万円(フリーCF)

現金が50億円近く増えてますね。
これに上乗せして今期にはMシリーズのお金が入ってきますから、
えらい事になります。

更に100億円の借金が既に68.5億円程度に圧縮されています。
(p.52の有利子負債を参照)

ほぼ無借金状態になっているわけですね。
んー、相変わらず手堅いな。
この辺はまた読み進んでから考えたいと思います。

2016年 7月 6日 記述

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