そーせい社の有報を読んでみて(2016年3月度) その1

先日出ましたそーせい社の有価証券報告書。

2016年3月期 有価証券報告書(そーせい社)

比較のために去年の分もリンクしときます。

2015年3月期 有価証券報告書(そーせい社)

ざっと目を通して
ちょこちょこ気づいた点をメモ。

<注意>

もしもおかしな点があれば、ご連絡をお願いします。
(たぶん空回りしない投資へ(PC用?)のどこかの記事に
コメントを頂ける方が確実に反応できます。)

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1.従業員数

今回の有報では合計116人になってますね。(p.9)
去年の有報では合計106人です。(p.9)

10名増員になっているわけですが、
国内3人、海外6人、共通に1人それぞれ増えたようです。

事業が順調なので確実に仕事が増えているんでしょう。

2.販売実績

p.13の販売実績の欄から。

<セグメント>

国内が197百万円(8.6% up)、
海外が7954百万円 (127.9% up)。

海外売上比率が凄いことになっていますね。
当然っちゃ当然なんですけど。

とは言え、国内の収益も十分に増えていっています。
ノルレボは安定していますね。

そういえば、前回の有報(2015年)をほじくると、
金額が百万円単位ではなくて千円単位です。

この単位が変わったということは
何だか感慨深いものがあります。

確実にレベルが上がっているんだなぁと。

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<相手先>

ノバルティス社が5096百万円 (全体の62.5%)、
アストラゼネカ社が1319百万円(全体の16.2%)、
テバ社が1267百万円( 全体の15.6%)。

去年まで載っていたあすか製薬の売り上げは出なくなっちゃいましたね。
2億円弱の売り上げを記載する必要がなくなるほど
ヘプタレス社関係の導出金額が圧倒的ということなんですね。

そして、気になるのはアストラゼネカ社の部分です。

1.2015年3月度の売り上げが11百万円。

これは導出する前ですから、
買収前に始まっていた提携からの収益だと考えられます。

提携内容はHPを見ると、
適応は「中枢神経系疾患/疼痛、循環器疾患/代謝疾患および炎症性疾患」、
内容は「GPCRを対象とする低分子化合物の開発に係る提携を2011年にAstraZeneca社としました。その対価としてHeptares社は最大190百万ドルを受領できる契約となっています。」
となっています。

提携は2011年ですから、
これらが何かしらの進捗が出て、
収益が発生したものと考えるべきでしょう。

これがあるからAZ社がA2Aを積極的に取りに行った可能性はありますね。
ヘプタレス社の技術力への期待や信頼というか。

2.2016年3月度が13億円以上。

また、2016年3月度の金額もテバ社と比べて大きいです。
提携内容を掘り返してみると、
テバ社との契約は「研究開発支援金」が明記されていますが、
アストラゼネカ社との契約は上記内容は明記されていません。

どちらも契約一時金は1000万米ドルだったわけで、
12億円程度のはずです。

アストラゼネカ社の13億円以上というのは、
一時金以外の何かしらが入っていなければいけません。

考えられるのは以下の通り。

1.提携の進捗あり

2015年3月度に何かしら進んだわけで、
翌年も何かしら進んでいてもおかしくはないです。

2.前臨床終了の一時金の一部

契約では前臨床終了でも一時金が発生します。
今回のがん適用は範囲が広い可能性が高く、
複数の前臨床結果がでてくる途中で発生しているお金かも?
と考えたりします。

まあ、それでしたら翌年度の収益になりそうなので
この可能性は低いとは思いますが。

3.実は研究開発一時金があった

単純にIRで「研究開発支援金」を表に出さないで
それが加算されていただけかもしれません。

他の契約で明記されているため、
今回の契約でも含まれている可能性はあるでしょう。

 

有報にはちょこちょこ情報があふれているなと
改めて感じますねー。

時間が確保できたら続きもやります。

2016年 7月 4日 記述

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そーせい社の有報を読んでみて(2016年3月度) その1」への3件のフィードバック

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