ヘプタレス社のCorporate Overview – 2016_6月(PL市場規模(新規公開について その2)

直近にヘプタレス社が公開したCorporate OverviewのPL市場規模について
追加メモです。

前回の私のメモはこちらに。
ヘプタレス社のCorporate Overview – 2016_6月(パイプライン進捗状況について)

ヘプタレス社のCorporate Overview – 2016_6月(PL市場規模(新規公開について その1)

ヘプタレス社の資料はこちらに。
Corporate Overview 2016 (六月)

前の決算時の発表資料はこちら。
平成28年3月期決算説明会 資料(そーせいHP)

今回は新規公開案件の中からPAR-2 mAbとGLP-1 antagonistの
市場規模などを見て
ぼんやりと思ったこととをザックリメモってみます。

誤訳・誤解がたくさんあると思いますが、
そのあたりは責任を持ちませんのでご承知を。

主にp.17を見てください。

<注意>

もしもおかしな点があれば、ご連絡をお願いします。
(たぶん空回りしない投資へ(PC用?)のどこかの記事に
コメントを頂ける方が確実に反応できます。)

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4.PAR-2 mAb

4-1.簡易説明

Atopic Dermatitis(アトピー性皮膚炎)が対象のようです。
アトピー患者は身の回りにいる方が多いのでは?

4-2.患者数

コントロールできないような重症者向け?(severe uncontrolled )で
0.7m(70万人)程度です。

中度以下を考えれば相当でしょうが、
ここは狙っていないのか??

4-3.市場規模

Potential for biologics to re-price marketということで、
マーケットが今ちゃんとなく、新しく作るという認識ですかね?

4-4.開発薬の予想ピーク

$2-3bn(2000億円強~3000億円強)。

人間の多さや重要性を考えれば、
本当に効能があるなら2000億円以上は達成できるとよんだんでしょうね。

4-5.比較薬

Dupilumabで$3.8bn(3800億円強)。
アトピーだけじゃなく、喘息適用なども含んだもののようです。
喘息かぁ。

4-6.導出の行方

これは市場規模を考えると導出なんだろうなと思いますが、
マーケットを作るような薬なので
どうするんだろう??とも思います。

売り手が強くなるでしょうし。

でも、大規模なMRが必要でしょうから、
やっぱり導出するんだろうな。。。

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5.GLP-1 antagonist

5-1.簡易説明

GLP-1拮抗薬は先天性高インスリン血症が対象のようです。

この高インスリン血症についてはgoo ヘルスケア(高インスリン血症)を参照に。

インスリンの働きが悪い状態(インスリン抵抗性)があると、血液中のブドウ糖が体の細胞に取り込まれにくく高血糖を招く。この状態を抑えようとインスリンが過剰に分泌され、血液中のインスリン濃度が高くなっている状態を高インスリン血症という。糖尿病予備軍や発症早期の、膵臓の機能がまだ十分残っている場合に起こりやすく、進行した糖尿病患者では、むしろインスリン分泌は低下する。一方高血糖の程度は軽くても、内臓肥満があるとインスリン抵抗性が増大して高インスリン血症を起こしやすい。これによって膵臓が疲弊した結果、インスリン分泌が低下すると、糖尿病に進展する。

これが先天性で発生した患者さんということでしょうかね。

5-2.患者数

3000人程度です。米国とEU-28内ですが。
非常に小さい規模ですね。

5-3.市場規模

N/Aで、ほとんど何も効かないということでしょうか?

5-4.開発薬の予想ピーク

$0.2-0.3bn(200億円強~300億円強)。

他の開発薬に比べれば桁が一つ小さいですが、
十分に大きな収益になりそうです。

5-5.比較薬

比較薬剤は当然ありません。

5-6.導出の行方

ここを書きたかったから、これらの記事をあげました(笑)

ここはほぼ100%自社開発&自社販売でしょう。
これまでの希少疾患対象を考えてもドンピシャです。
(まじめに調べていた人はわかっていた人も多かったかもなと思います。)

大型薬に目が行きますが、
これが自社販売できれば、少なめに見積もって利益率30%程度で考えても
100億円程度の利益を見込んでいるわけです。
(普通に考えれば、その数割は多いとは思いますけど。)

100億円の利益 ≒ 導出薬で5%のロイヤリティの2000億円相当。
COPD薬(ウルティブロ&シーブリ)のロイヤリティと同等以上になるかもしれません。

実際のところ、ピカ新でかなり高い薬価を期待できる上、
臨床の規模も小さくリスクは小さい、
MRの数もかなり絞れる、
市場規模が小さいために競合薬も出にくい、
というような低リスク高リターンの案件かと思います。

これがそーせい社/へぷタレス社の企業としての凄さだと私は考えますし、
ここのポイントに共感できない人は
長期のホルダーになることは難しいと思います。

あとは、この薬が完治できるような薬なのか?
改善薬なのか?

私のつたない英語力ではp.22でどういうものなのかを
はっきりと読めなかったので。

完治を目指すような薬ならば、
対象患者数が非常に少ないために病気を実質的に根絶し、
長く高収益を得られる可能性は減りますので、
この辺りは予測収益を考えるうえで重要だと思います。

以上、時間の都合でI/O mAbs以下のものについては
ちょっと保留です。
他にも小規模の市場を狙ったものも書いてありますよね(^^)

都合がつけば続きを書きたいと思います。(自信ないですが)

2016年 6月 26日 記述

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