資本主義という名のルールって難しいです。
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資本主義のルールを考える
”資本”というものは非常に重要だということは良く知られておりますが、
多くの人はそのルールを知っている気分になっているだけで、
まともにとらえられている人はそれほど多くないように感じます。
消費財である車を3年や5年ローンで購入したり。
そこそこ大きな貯金をもっていながら、
たっぷりの保険商品を購入していたり。
頭金なしの住宅ローンを組んだり。
スーパーで10円をコツコツ頑張って節約はしている人が多いんですけどね。
その努力に注ぐ時間を少しでも金融関係の勉強に回せれば、
もっと多くの人が楽で豊かに暮らせるような気がします。
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資本主義の中で上手く生きるために
毎日を楽しく暮らすために、
多くのことを我慢することは必ずしも優先させるべきとは言いませんが、
利用している金融商品の裏側には、
自分たちの将来の不便さを代替にしていることを意識できているのか心配です。
資本主義経済の、その裏側を知れば知るほど、
別の苦しみ(消費を苦痛に感じる)を背負うことになりますが(笑)
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再び資本についての嘆き
何か話がそれてしまいましたね。
資本について話を戻します。
本来は資本さえ十分にあれば、先ほどのローンも保険も実は縁がないわけです。
だって、手元資金が足りない(心配がある)からローンや保険で金利を払うわけで。
(一部の節税目的は除く)
つまり資本があれば、将来の不利益を犠牲にせずに済むわけです。
いいなー。
そう考えると、資本が多いことは今の生活が楽になるというだけでなく、
資本が少ない人に比べて将来的に有利に人生を送れるわけです。
いいなー。
また、資本が資本を産みます。
先ほどの金融などを通じてです。
そういった活動が進むうちに、
気づけばとんでもなく資本の差が開いちゃうわけですね。
嗚呼、悲しい資本主義。
そういう資本主義で労働階級が抵抗できる少ない手段の一つが投資であり、
「給料が増えない」と嘆く前に地道に金融リテラシーのレベルを上げるべき、
というのが今の私の考えです。
格差を嘆くよりも、自分がどうすべきか等を更新していきたいと思います。
2015年8月22日
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