短期投資はセンスって言われますよねー。
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短期的な売買には、値動きを通じた予測が重要であり、
その精度が高い人には大きな見返りが貰えます。
しかし、その予測は非常に難しいため、
多くの人は空回りしてしまって結果的に損を重ねてしまいます。
これらを分けるのは何に差があるんでしょうね。
センス?知識?経験?性格?
自分が上手くないのと、ずば抜けて上手い人が知り合いにいないので、
どれが大事かはわかりません。全て大事でしょうけどね。
そういうわけで、先に挙げた項目について、ちょっと掘り下げてみようかなと思います。
掘り下げると言っても、何となくのイメージを整理するだけなんです。
気が向かれたかたはお付き合い下さい。
1.センスに逃げるのは簡単
『センス』、この言葉は難しいですね。
多くの物事で使われますが、この言葉に逃げたら成長に繋がりません。
逆にこの言葉によって諦める手の1つではありますが。
基本的には複合的な能力評価の1つですし、
その基となる1つ1つの能力を言語化して区別、
仕分けられてない人間が使いたがる代物です。
適用範囲がちょっと広くなりすぎますし、
改善点や差を見出だしにくいので一度置いときます。
2.記憶力
絵画やスポーツ等で能力が高い人の多くはその分野での記憶力が異常に良いです。
スポーツ選手がバカだとか思っている人は多くないでしょうが、
記憶力が優れていると思っている人も実は少ないかもしれません。
しかし、少なくとも自分の身体の動きを正確に動かし、過去の経験を基にして、
環境に応じて適切な判断を下さなければ素晴らしいスポーツ選手になれません。
スポーツ選手でバカそうに見えるのは、
興味がある分野にのみその能力が特化されている場合も多いため、
その他に興味がなかったり、対応してないだけです。
また、しゃべりがイマイチだったりも、プレイヤーには直接的に不要だからどうでもいいことなのです。
描画や演奏が巧い人も同じで、対象や使う筋肉やルールが異なるだけで、
大まかには記憶力が大事かと。
その記憶を言語化出来る人が指導・マネージメントに向いてるだけで、
プレイヤーはその工数が必要ないだけです。
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3.パターン化(観察力)
周囲の状況や自分の身体の動きを記憶するにも限界があります。
当然そのメモリーを上手に圧縮し、素早く呼び出す技術が必要です。
そのため、多くの経験を正しくパターン化する技術が必要です。
素人等が同じとして分類するものを見分けられたり、その逆もあったりしますね。
この前のオリンピックの問題もたぶんそれでしょう。
(他の作品は知りませんが)
これは知識と経験と整理する能力に基づいた観察力かなと思います。
4.反射神経
解っていても手が、指が出なければ意味がありません。
反射神経が鈍ければ、結果はさんざんでしょう。
あっち向いてホイ的なことを特訓していけば、
結構いいところまで行けるかもしれません。
5.忍耐
意外かもしれませんが、これが多分最重要です。
結果がでなくても諦めない、特に最初は連敗が多いでしょう。
自分のパターンまで絶対に待つ。不調であっても自暴自棄にならない。などなど
下手に長期投資と言い訳をしながら損切りが出来ない多くの投資家よりも、
我慢を強いられて結果を残すデイトレーダー。
デイトレーダーが楽だとか考えちゃってる人はやってみれば?と思います。
6.柔軟性
絶対に上がるとか絶対に下がるとか売買の判断を下す瞬間は
ある程度の自信が必要ですが、それに固執してはいけません。
もちろん、長期投資であろうが同じなんですが、
短期売買ではその判断のスピードがより重要になり、
最悪退場が近づきます。
正しく諦める癖が重要ですね。
そういえば、デイトレーダーにゲーマーが多かったのは、
単純に操作が指で瞬間的に行うこと、
各シーンに対してパターン化を必要とすること、
集中力が必要なこと、レベル上げなどの地道な作業をこなせること等、
似通った特徴や性質だからかなぁと思いました。
2015年9月22日
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