最近はそーせい社からの大きなIRがでないため、
株価の値動きが小さくてちょっとモチベーションが
下がっているのかな?
自分でもちょっとブログ更新が進められていません。
色々と時間を取られているというのもあったので、
反省してちょっと時間を確保できるようにしています。
ポケモンGOをやめたり。
とりあえず、遅くなりましたが4Qの数字やそれに伴う
販売マイル獲得などがありましたので整理を。
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1.過去(2016年3Q)とその結果の振り返りから
こちらが前回までの結果やら考察をメモした記事です。
ウルティブロ・シーブリの売上結果(2016年3Q)
そして、こちらが下の表が自分が予測していた数字です。(黄色は2016年3Q予測値)
前回は横ばい以上で予測をしていて、
それがちょっと期待を外れたような数字でした。
予測⇒実績
(ウルティブロ)105MD⇒95MDとイマイチ。
(シーブリ)38MD⇒37MDと横ばい。
米国販売がまだなので、
そんなに期待しても仕方ないのかな?と思ってはいたものの、
想定より下だった印象でした。
欧州の市場規模からすると、
もうちょっとシェアを伸ばしてもいいのでは?と思いますが、
ライバル薬が出てきていることもあり
想定以上の苦戦を強いられてそうですね。
しかし、私のウルティブロへの期待がちょっと大きいのでしょうね。。。
(そのショック?からか、前回の記事では
ちゃんと結果を振り返っていないのが我ながら残念です。。。)
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2.2016年4Qの予測と結果について
こちらが2016年4Qを自分なりに予測していた数字です。(黄色は自分なりに予測した4Qの数字)
今回も米国販売開始はまだの様子なので、
期待も小さくして簡単に予測していました。
管理人の予測売上
(ウルティブロ) 105MD
(シーブリ) 37MD
過去のCOPD薬の売上の推移を見てみると、
基本的には4Qの伸びが一番大きい傾向があります。
2013年のシーブリや2014年、2015年のウルティブロなどです。
販売開始の都合で4Qが伸びていた時期というのもあるのでしょうけど、
そういう数字が頭にあるので
まだ伸びるであろうウルティブロは数字が高いと予想したわけです。
しかし、実際の数字はそうではありませんでした。
実際の売上
(ウルティブロ) 90MD
(シーブリ) 38MD
ウルティブロは予想以下、
シーブリは予想の範疇という結果に。
この数字を見ると、
米国以外でのウルティブロの成長期は
ひょっとすると苦しいのかもな?という印象はあります。
数字を冷静にみると仕方ない。
もちろん、2016年4Q(11月)にGOLDで2剤配合を推奨されたこともあり、
米国以外でも今後の売上がまだまだ伸びていく余地は十分にあります。
COPD の世界的な治療指針が 2 成分配合気管支拡張剤の広範な使用を推奨 (そーせい社)
2017年の売上の伸び次第で、
この影響がどれぐらい強いものかを確認していくしかないですね。
また、米国販売についてはまだなので、
少なからず売上増は期待していいでしょう。
米国におけるCOPD治療薬のライセンスアウトについて(そーせい社)
相手のSunovion社は大日本住友製薬の子会社です。
リンク先にも説明がありますが、
COPD薬を複数抱えていて、
営業力という面ではそれなりに強いものだと期待はできます。
ただし、その期待も限定的です。
薬は売るところが一番儲かるからメガファーマは他社から
導入をするわけで、
それをノバルティスが外に出してしまった。
たしかに自社販売よりもラインナップは増えて強いでしょうが、
ノバルティス内の最適化を考えてみると、
導入品とは言え自社で売るにはちょっと弱いと考えているのかな?と感じます。
市場規模で言うとCOPD薬の米国市場は
全世界の3割か4割近くと聞きますが、
それを素直に考えて今の売上から
急激に5割UPだ7割UPだとは考えにくいのかな?と予想しています。
(販売開始も遅れていますし、先行者利益も期待しにくいですしね。)
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3.販売マイルストンについて
今回はこれが一番の情報でしたね。
販売マイルストンはずっとホルダーが期待してたものですが、
年間売上(2剤合計)が500MDになったところで発生しました。
COPD 治療薬の販売マイルストン達成のお知らせ(そーせい社)
掲示板等をみると、年間売上ではなく、
累計売上が販売マイル達成のラインだと噂されていました。
ちなみに今は累計1250MDちょっとです。
そうなると、前回で累計売上が1000MDを突破していたんですね。
全然カウントできていなくて誤解してました、恥ずかしい。
今回5MDの販売マイルを獲得したわけですが、
残り75MDの受け取れる可能性があります。
(契約で187.5MDの契約マイルがあり、
現在まで112.5MDを各種マイルで受け取っている。)
残りがどういう受け取り方をするかは
過去のそーせい社のガイドライン(業績予測)をみてみると、
ざっくりと予想できそうな感じはします。
ちょっと懸念しているのは、
今のままだと最悪販売マイルを全額受け取れないのでは?という点です。
今のそーせい社からすると、
残りの75MDがなくても十分にやってはいけるのですが、
そうは言っても小さくない金額です。
時間ができたら再度確認するためにも
まとめられたらいいな。
2017年 1月 29日 記述
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