生活のキャッシュフローをどうデザインするか?

 

資産が徐々に増えていくに従って、
どいういうお金の回し方をしたいかをイメージする機会が増えました。

早期退職したいとか言っていましたが、
それだけでは家族がいる手前、
簡単にはいきません。

自分のキャッシュフローを
どうしたいかを真面目に考えてみました。

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1.フロー図の概要

今私が考えている過去のキャッシュフローから将来の目標までを整理してみました。

資金の流れ目標

青い四角の大きさはストック(資産)を、
矢印はそこから動く資金の大きさを示しています。

勤め先が大きなストック扱いをしているのは、
今の会社が終身雇用をうたっていることと実績を鑑みて、
かなり確実性の高い資産と考えられるからです。

生活費のストックは生活用の貯金と考えていただいて結構です。
趣味等に特別に資金確保していないので、ストックはないとみています。

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2.図の説明

大きく6つにstageを分けました。
簡単なメモを。

2-1.stage 1(独身、新人)

それほど贅沢するタイプではないため、
給料からの生活費の割合は半分程度でした。

投資以外の趣味という趣味はないので、
付き合いなどで使う少額以外のお金は
ほとんど全額投資へ。
年間100万円以上は投資原資になっていたと思います。

2-2.stage 2(共働き)

妻も基本は倹約タイプなのですが、
貯金を非常に重視するため
生活費への資金流入が非常に高まりました。

それに応じて投資資金へは大幅に減少。
お小遣いは半額どころじゃなくなりました。。。

それまでは入金投資法でパフォーマンスを誤魔化していましたが、
結婚を機に実力を把握させられた感じです。

投資資金は年間100万円積み上げていたものが
→年間30万円程度に減った気がします。

家の貯金は相当なペースで増えていたようです。
(私が管理していないので興味なし。)

2-3.stage 3(片働き)

転勤を機に共働きを解消しました。
そのため、世帯収入は激減。
妻の稼ぎはほとんど私と同じぐらいでしたからね。

そういうわけで、お小遣いも当然大幅減。
年間30万円程度の投資積み立てが
→年間10万円程度に。。。

こういう状況になると、
一度増えた投資資産を減らすわけにはいきません。
リカバーするような外部収入が見込めないからです。

そのため、一手一手が非常に慎重になったことを自覚しています。
特に信用取引は相当裏が取れるような条件では使わなくしています。

貸株は非常に有り難いですね。
例え0.1%であっても、資産がそこそこ増えてきたら
年間数万円以上の収益ですから。
お小遣いで積み上げられる金額と同等ですからね。

2-4.stage 4(現在)

そーせい社の株価上昇と貸株金利上昇で
近年まれにみる贅沢な投資状況になっています。

やっと投資で投資のお金をまともに賄えてきたなと。
基本的にキャピタルゲインをあてにしていないので、
インカムゲインのことを書いています。

もちろん、それまでもキャピタルゲインで
そこそこのパフォーマンスが出たこともありますが、
それはたまたまお金が落ちていただけで
私の能力ではそういう投資を継続的にできるような自信はないです。

そういうわけで、今後もそれは当てにしていません。
かと言って、インカム重視にするほど資産は大きくないので、
その良い所取りをやってそーせい社に集中投資なわけですね。

貸株金利次第ですが、
年間の貸株金利を平均1%、
資産を5000万円(15000円@3900株)と想定しますと、
年間50万円の金利収入です。

税金諸々を考えましても、
お小遣いからの投資を大幅に上回ります。
やっと投資をやっているなぁという実感が出てきましたね。

2-5.stage 5(中期的な将来)

ここからが書きたかったところです。

それまでは投資資金をどうやってひねり出すかを頑張って行動してきました。
でも、資産が増えたところで何?という考えに直面しています。

お金は天国には持っていけない。

それが全てです。
資産を増やすことだけが本当に自分のしたかったことか?
オマハの爺さんと同じ考えじゃないでしょう?というのが今の答えで。

贅沢したい。

いい車にも乗りたいし、
おいしい料理も食べたいし、
見たことない場所に旅行したい。

それを思うと同時に
実際はきちんとキャッシュが回らない危険を感じると
それが一番ストレスになるんだろうなと自覚しています。

そのため、勤め先から貰える総収入よりも
投資ストックが大きくなったとしても
すぐに辞めるのは最適解じゃないのでは?というのが今の考えです。

両方から適度に収入を得て
そこそこ贅沢をするのが一番自分にとってストレスが小さいかなと。

辞めようと思えば辞めれる状況って
本当に楽なので
バイトや趣味感覚で仕事に向かっていればいいのかなと考えています。

現段階ではその資産までまだまだ遠いので、
これが10年先なのか、
定年までたどり着けないのかはわかりません。

ここに焦らないように淡々と投資を進めたいです。
当面の目標は3億円ぐらいですかね?

2-6.stage 6(長期的な将来)

中期的にはリタイヤするつもりはないですが、
最終的にはやりたいことをやって
お金になることがあればいいなーと考えています。

どういう状況だろうが、
結局リーマンはストレスがたまるでしょうからね。
上司が尊敬できて有能であるとは限りませんので。

投資だけで生活と趣味と再投資を賄うのって
一体いくら必要なんだよ?って感じです。

少なくとも10億円程度は欲しいでしょう。
それだけあれば、年利3%でも3000万円のフローですから。

ただ、ちょっとしたリスクで半分以下になりますので、
慎重を期すればその倍以上になるかもしれませんね。

この金額になると、
本当に難しい話だなとは思います。

そーせい社が今から10倍になっても全然手が届いていないですから。
何倍になればいいんだ??

もちろん、投資以外の収益がある程度見込めれば
別にそんなに巨額の資産も不要でしょう。

この辺りは難しいとは思いつつも、
あえて自分で確認できるようにしておかないとたどり着けないと思うので、
書いてみました。

2016年 7月 9日 記述

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投稿者: wpmaster

私はメーカー技術員として働いている30代のおっさんリーマンです。 やる気がないわけではないですが、サラリーマン生活に一生を捧げるほど燃えてはおらず、奥さんと子供のためにも最低限の稼ぎをと思って過ごしております。 投資歴は10年以上になりますが、資産は大したことありません。 のんびりと、しかし確実に資産を増やせるように投資能力を研鑚できればと思います。

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