先日のMTL-CEBPAの前臨床試験の調査をして、
その後に色々と調査をしている中で
もっともっと基本的なことを知らないと
全く理解が進まないことに気づきました。
今更という感じですかね(笑)
現在の実力不足は仕方ないことなので、
とりあえずは出来ることを出来るペースで
積み上げていきたいなと思って勉強を。
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製薬会社のサイト等でいくつかまとまっているので、
こちらを主に参考にしていこうと思います。
引用はこちら
肝硬変の栄養療法の考えかた(大塚製薬HP)
1.肝臓の特徴
臓器は全て大事ですが、
特に重要な臓器である肝臓。
その特徴は主に3つあります。
1-1.体内で最も大きな臓器
大人の体重の50分の1ほどの大きさ、重さだそうです。
(成人で1~1.2Kg程度)
心臓が最も重いかなと勝手に思い込んでいましたが、
全く違います。
臓器の重さに参考になるサイトがあったので、
リンクを張っておきます。
高齢者の平均ですが、大雑把には成人全体と近いと思います。
脳が最も重くて1.2Kg程度、
その次に肝臓0.9Kg程度、
次に肺が0.4Kg×2、
やっと心臓で0.35Kg。
その他は0.1Kg程度かそれ以下です。
こうやって並べてみると、かなり肝臓が大きいことがわかります。
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1-2.再生能力が高い
たった一つしかないというのもあってか
異常に再生能力が高いです。
ラットなどの実験では、
2/3を切り取っても1週間ほどで元に戻るほどの回復力があるそうです。
トカゲのしっぽやサメの歯みたい。
ほかの臓器も大事だとは思いますが、
肝臓はかなりキーとなる臓器なんでしょうね。
1-3.500以上の化学変化を起こす
アンモニア⇒尿素への分解は有名ですが、
それは数ある肝臓の働きの1つです。
数千と言われる酵素を使って
複雑な化学変化を引き起こします。
その働きを人工で模擬しようとしても
技術的に難しいと言われているそうです。
(中外製薬HPより)
そのため、肝細胞と人工装置との組み合わせによる
ハイブリッド型の人工肝臓が主流となっているそうです。
(Wikipediaより)
簡単に主な特徴を列挙しましたが、
これだけでもかなり重要な臓器だとわかります。
肺や心臓はすぐに自覚があるので
より重要さを感じてしまいますが、
担っている役割や人工臓器の代用が難しいことを考えると、
肝臓は特に大切にしないといけないですね。
2018年 3月 31日 記述
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