肝臓について(8.肝細胞がんの検査(腫瘍マーカー以外))

肝臓についての調査の続きです。

今回は肝細胞がんになった際の
検査について腫瘍マーカー以外を今回はとりあげます。

腫瘍マーカーはある程度感度の問題もあり、
ある程度大きくならないと検知できず、
早期発見には画像検査等が必要です。

参考・引用先は主にこちらです。

肝硬変の栄養療法の考えかた(大塚製薬HP)

肝臓(中外製薬)

かんたん! 肝臓のしくみ(肝機能ナビ)

肝臓とは(よくわかる肝臓の病気 疾肝啓発)

肝臓(Wikipedia)

肝臓のしくみとはたらき(コトバンク)

Q. 肝機能検査値の異常とは、具体的に何を指しますか?(C型肝炎)

肝細胞がん(かんさいぼうがん)(国立がんセンター)

その他資料(図解でわかる肝臓病等)をみながら説明します。

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8.肝細胞がんの検査(腫瘍マーカー以外)

血液検査だけでは不十分ですので、
他にも画像検査などと併用することが早期発見につながります。

検査は主に3つ。

8-1.画像検査
8-2.肝生検
8-3.血管造影検査

8-1.画像検査

主に超音波検査(エコー)、CT、MRIで行います。
間接的に調べる方法です。

8-1-1.超音波検査(エコー)

身体の外から超音波を当てて、
はね返ってきた超音波を拾って画像化します。

検査方法は腹部にゼリーを塗り、
数分から数十分の検査です。

他にもマイクロバブルと呼ばれる小さい泡の造影剤を注射し、
それががんの部分をわかりやすくするような装置もあるそうです。

ガンの部分は泡を吸収しないという特性を持っているので、
がんの部分だけ映像が黒くなるという感じです。

非常に簡単に測定できることが多いので、
入門編みたいな感じですかね。

他の機械だと一回の診察で数万円とかですから。

8-1-2.CT

X線を360度から照射することで
身体の断面画像を撮影する機械です。

感覚を数センチ単位で調整できることから、
非常に繊細な情報を受け取ることができます。

立体画像で見れるようなヘリカルCTというものもあるそうです。

解像度が比較的高いので、
早期発見につながる可能性が高くなります。

ただ、それなりに高いですし、
それなりに大きめの病院に行かないとないです。
まあ、当たり前ですかね。

8-1-3.MRI

強い磁場の中に体を置くことで起こる
体内の水素原子の振動を捉えて
人体の断面画像を撮影する装置です。

X線を使わないので被爆の心配がなく、
またCTでわかりにくい肝がんや血管腫の診断ができます。

こちらも大きめの病院に行かないとないです。
機械が高いですし、使う放射線技師さんも要りますからね。

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8-2.肝生検

ある程度確実性が高いと肝臓病を診断された際に
肝臓の組織を採取して
直接肉眼で検査する方法です。

方法はいくつかあって、
針を刺してわずかな肝臓を採取したり、
腹腔鏡手術をしてから観察しながら切り取ったりします。

肝生検は身体への負担が大きいので、
頻繁にやられる検査ではありません。

CTやMRI等が優先で確認することが多いですが、
医師が総合的に判断して取り入れられる検査です。

8-3.血管造影検査

カテーテルを使って
造影剤としてヨード剤等を入れます。

そこにX線で撮影することで
通常よりもはっきりと血管等がみえるようになります。
胃カメラみたいな感じですかね?

X線だけではなく
他にCTやMRIなどもみたりします。

同時に治療を行うこともあります。
(肝動注化学療法など)

ただし、アレルギー反応をする人や
腎臓が機能低下しているような人は利用できません。

2018年 4月 11日 記述

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投稿者: wpmaster

私はメーカー技術員として働いている30代のおっさんリーマンです。 やる気がないわけではないですが、サラリーマン生活に一生を捧げるほど燃えてはおらず、奥さんと子供のためにも最低限の稼ぎをと思って過ごしております。 投資歴は10年以上になりますが、資産は大したことありません。 のんびりと、しかし確実に資産を増やせるように投資能力を研鑚できればと思います。

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