長期的に腰を据えて投資を行った場合、段々と投資先に愛着が湧いてきます。
気づけば子育てをしているような気持ちに近くもあります。
こんな風に考えてしまうのは、たぶん最近の私はプライベートの時間の大半を
子育てに忙殺されているからでしょう。
何でも子育てに結びつけちゃいますね。
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企業同士の場合、一方が過半数以上の株式を抑えれば、
その抑えた側の企業を親会社と言いますし、
資本関係による従属関係などを鑑みますと、
子供という表現は不適じゃないかもしれません。
1.株主構成が現す家庭環境
企業は基本的には人間の集まりですので、
その働く人間達の人格を適当に集めたのが企業風土や企業の特性であります。
そう考えてみると、ノイズは多めですが、一人の人格みたいなものですよね。
某企業みたいに派閥分裂が顕著で泥仕合をしたり、
方向性が定まらない状態になったものは精神疾患みたいなものですかね。
子供を見守るのが親、もしくは周りで関係する大人たち・子供、生活環境です。
その親や大人たちの役割を企業に当てはめると、株主が適当ではないでしょうか?
そうなると筆頭株主は親ともいえます。
もちろん過半数の場合はそうですけど、そうでない場合も同じだと思っています。
構成によっては20%程度で2社が抑えているような場合には
その2社(ないし2名)が両親のような存在であり得ますし、
6社(ないし6名)程度で抑えられている場合には
祖父母や叔父叔母と一緒に住んでいる家庭とみなせる環境とみなせるのでは?と思います。
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2.個人株主は企業の遠い親戚?
親が一人で影響が大きいほどシンプルです。
親ににるか逆に親や祖父母があまり関知しない、
場合は複雑な人格が形成される傾向があるのかなと思います。
弱小個人投資家の位置は、
遠い遠い親戚のおじちゃんといったところでしょうね。
何かくれるような良いおじちゃんなら多少はなつくかもしれませんが、
基本的には知りもしないはずです。
そう考えると、そんな人の意見なんて聞くはずもないでしょう。
そんな関係なのに偉そうにガタガタ言っても
お互いにとってデメリットしかないので、
親戚であることをやめる(株主をやめる)選択を取るべきではないか?と思います。
親戚付き合いも縁遠ければ選べる時代ですから、
無理してお互い付き合う必要なんてないはずです。
もちろん、長い間離れるつもりもなく、
きちんと責任を持って面倒をみるつもりなら、
多少叱ってあげるのは子供のためになりますので、
そういう方は我慢しなくてもいいかもとは思います。
とにかく面倒もまともにみないで、
文句だけいう人や調子が良いときだけ親戚面する人っていますよね?
あくまでも長期的な視点の投資が前提で考えると、
ちょっと違うんじゃないか?と思いはします。
断っておきますが、別に短期的な投資を非難してるわけではないので、
変な受け止め方はしないでください。
私が好きなそーせいもまだまだ子供と思うと、
育っていく姿を見届けたいなという思いが強くなり、
社長の発言や増資のタイミングなどの粗も楽しめます。
数年後には洗練されていくのでしょうか?
こんな知ったような口を聞いている割には、
株主総会にもちゃんと出ていない私って何様?とも思いますけどね。
2015年10月21日 記述
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