最近、増資発表 = 希薄化 = 大幅安 = 悪いのような流れになっているケースが
非常に多い感じがします。
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大切なのはファイナンスの選択肢
もちろん、それはそれでわかりますけど、
私の考えとしては、前向きな理由がある増資は賛成です。
企業買収や業績拡大のための大きな設備投資に
借金(銀行や社債)
経営に小回りがきかないからです。
新しく発生する無理な付き合いや
銀行・景気動向に過剰に敏感にならざるを得ない状況が
経営にとって必ずしもプラスとは思えないからです。
何より、金融屋さんはあまりアテにできないとという先入観があります。
(半沢直樹の晴れの日に傘を貸す的な)
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バブルは増資をポジティブに
聞いた話によりますと、バルブるの頃には
増資発表 = 積極拡大 = 業績期待 = 良い
という方程式で続々と上がる銘柄あったそうです。
羨ましい。
しかし、本来はそういう形が株式市場の形であって、
自社株買い=良いというのはあまり健全な市場とは思えません。
理屈は自社株買いで1株利益は増えるでしょうけど、
自社株買いをすることって大して役に立っていないのでは?と思うからです。
そんなことよりも、もっとやることはあって、
優良なサービスやモノを創るために資本を割くべきじゃないかと。
株主の顔色を見るだけの経営が企業の未来を照らすとも思えませんしね。
やっとデフレが終わりを告げようとしているのに、
先指標である株式相場が狭く苦しい判断を続けているのが嫌ですね。
もっと明るく前向きな相場環境が始まれば、
企業経営ももっと意味を求めて進みやすくなるのかなぁと思います。
まあ、そうなったらそうなったでバブルになるわけですが。。。
2015年9月9日
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